「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」、真実は私が決める!
おすすめ度 ☆☆☆★
ドイツ、スロバキア合作
ヒトラー独裁政権における宣伝相として辣腕を振るったゲッベルスに焦点を当てたドラマ。ナチス、ナンバー2とまで言われた人だけにこれまでも数々の映画でスケッチされてきたけどそれらはあくまでヒトラーを支えた人物としての描写だった。それは本作でも同じなのだが、ヒトラーという独裁者を作り上げた人物としてより深い関与と忠誠が印象的に刻まれている。
このゲッベルスは元々はナチス幹部とは思えない融和路線を歩み、不倫までするだらしのない男。
それでヒトラーの逆鱗に触れ、ヒトラーの信頼がなくなる。
出世競争から外れたと思ったゲッベルスは、考え方を変えて戦争狂になる。
いわば、不倫もそうだが、ドイツ国民も容赦なく戦争に駆り出したのは自分勝手でしかない。
オーストリア併合、ポーランド侵攻、スターリングラードの攻防、ベルリン陥落。この間におけるナチス政権中枢の“人間劇”が内側から描かれる。

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