「アイアンクロー」、人生をかけて戦え!
おすすめ度 ☆☆☆★
日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げ、鉄の爪=アイアンクローを得意技としたアメリカの伝説的なプロレスラー、フリッツ・フォン・エリックを父に持ち、プロレスの道を歩むことになった兄弟の実話をベースに描いたドラマ。
呪われたプロレス・ファミリーとして有名らしいフォン・エリック一家の来し方を主に長男(正確には次男だが)ケビンの視点で描いた実話ベースのドラマ。前半はいかにもプロレス一家らしくチャンピオンを目指すべく父親の厳しい指導のもとレスリングに励む様子が描かれていて、爽やかなスポ根ものだのだろうと思っていたのだが、中盤からは悲劇の連続が立て続けに起こり前半の明るさはどこへやら・・・重苦しい展開になる。
厳格だが伸び伸び育てられた仲が良い兄弟が、些細なきっかけから一人一人悲劇のループに囚われていく中盤以降の展開は滅入るほどすさまじい。それほど不適切な教育だったようには思えないけれど、身近にある輝かしい栄光・成功が受け継ぐものたちへ負の方向に働くとこうなってしまうのか、と思う。

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