「眼下の敵」、波高き南大西洋に相うつ男と男の海戦秘録!

ひろ12345

おすすめ度 ☆☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞  1957年製作

第2次世界大戦下の南大西洋。マレル艦長(ロバート・ミッチャム)率いるアメリカ駆逐艦ヘインズ号は、ドイツ軍Uボートを発見。一方、そのUボート艦長フォン・ストルバーグ(クルト・ユルゲンス)は、敵の暗号書を本国へ持ち帰るという重大な使命を持っていた。かくして米駆逐艦と独Uボート、男と男の意地を懸けた壮絶な戦いの幕が開ける!

戦没した妻の面影が米艦長の打ち明ける過去に色濃くよぎるが、それも一瞬に過ぎない。その湿っぽい話を棚上げにして麾下の駆逐艦はUボート狩り、謎の針路140を崩さない不審艦との一騎討に臨む。

追われる独潜には使命があって、受命後48時間以内に友軍艦Mと会合し、戦利品である暗号書を受け取って本国に向けて回漕する。

どちらも公平な視点で描いているあたりが好感の持てるところだ。好戦反戦といった思想的姿勢よりも、戦争を題材にひたすら映画の醍醐味を追求した。






お互いが、相手の出方を探り合う所の緊迫感、そして、ラスト、お互いの艦が撃沈して脱出、だが、ロバート・ミッチャムは逃げ遅れたクルト・ユンゲルスを思わず助ける。それが、不自然でない位男同士の繋がりを感じさせる。